カナダ、バガブー 7/26-8/1

バガブー 2013.7.26~8.1
メンバー:児玉、会員外2人

2人が計画していたバガブーに参加させてもらい行けることになりました。バガブーはBC州ですがバンクバーから1000km、カルガリーから330kmにある氷河から岩山が突き出した景色の良いところです。Jさんは休みが取れず金曜日の午後から日曜日までと強硬スケジュールです。Mさんと自分は天気と体力と食糧次第で5~8日くらいと適当。結局登ったのは下記の4本。

7/26 行き
7/27 ライオンズウェイ 5.6 6p
7/28 ケインルート 5.6 450m
7/29 レスト日
7/30 バッキンガムルート 5.8 8p
7/31 バガブー 北東稜 5.8 12p
8/1  帰り

天気も良く景色は最高です!
キャンモアから3時間半。駐車場からキャンプ場まで1000mの登りで3時間ちょい、重荷を背負っての登りだがその価値は十分にあるところです。

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7/26(1日目) 晴れ
キャンモアからバガブーへ。

14:00キャンモア-17:40駐車場18:20-21:40アップルビー キャンプ場

キャンモアを午後2時にJさんとMさんの2台の車で出発。ラジウムの先ブリスコという町までは快適な高速道路。その先46kmは未舗装の道路で普通の車でも行けるレベル。だが埃が凄い。対向車が来ると暫く前が見えないこともある。
駐車場はCMHロッジと分かれた少し先にある。車はチキンワイヤで囲いヤマアラシがゴムなどをかじるのを防ぐ。蚊が多いので虫よけは必須です。いざ出発!今回は荷物を減らして30kgちょっとと3年前より10kg近く減量。
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7/27(2日目)晴れ
ライオンズウェイ 5.6 6p
8:00キャンプ場-9:00クライミング開始-12:00セントラルピーク頂上-14:00キャンプ場

まずは易しいところから。キャンプ場から近いクレセントスパイアにあるルート。
自分が前半をリード、2P簡単な右上し3P目ようやく楽しそうなクラックを登る。直ぐに終わってしまう。
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後半はJさんのリード。スラブを行くがちょっとバリエーションルートに入ってしまった。どこでも登れそうなので問題はなくセントラルピークの頂上へ。
下りは左のガリーを下る。最後に一か所懸垂支点があり雪渓に降り立つ。
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7/28(3日目)晴れ
ケインルート(バガブースパイア)5.6 450m
6:00キャンプ場-7:00バガブースノーパッチコル-11:30サウスピーク-15:30コル-17:00キャンプ場

ケインルートは1916年にバガブースパイアで初めて登られたルートでジャンダルムが有名だ。
バガブー・ノースパッチのコルに上がり、そこからガレた登りが始まる。どこでも登れるが踏み跡がいくつもあり簡単そうなところを探りながら登って行く。以前登ったのだがこの辺は全然覚えていない。思い違いでちょと右に回り込み過ぎたようだ。
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直上してようやくビレイ支点が出てきた。靴を履き替えデポしてMさんがリードで登る。一旦1パーティに追い抜かれたがクライミングは遅いのでまた抜き返す。3-4ピッチ登るとリッジにでる。ここを2ピッチ行くとジャンダルムの基部だ。
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ジャンダルムをリードをさせて貰い、フレーク状の基部を進み核心部の手前で一旦切った。斜めに入ったクラックを登りスラブをフレークを使いながら登りちょっと左下のクラックに乗り移のが微妙で核心部が終了する。そこにはガイドとともに懸垂を待っているグループ(全員で5人)がいた。サウスピークまでもう1ピッチ登り頂上でしばし景色を楽しんだ。
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下りは初め懸垂を4ピッチ。ロープは1本だ。ロープを引くときは花崗岩なので引っ掛かりやすい。ナイフリッジを戻り、4-5ピッチまた懸垂をする。後はまたガレたところをコルまで下って行く。コルにデポしたアイゼンとピッケルを回収して雪渓を懸垂する。60m一杯伸ばすとちょっと大きな岩が雪渓の中にありその下側に支点がある。クレバスを懸垂で越えあとは歩いて下る。Jさんはこれで今日帰りで、かなり疲れていると思うのだがまた重い荷物を背負って下らなければならない。
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7/29 曇り時々あられ

今日の天気予報では降水確率60%で、かなり疲れているので予定を変更してレスト日とした。
曇っていて時折あられが降ったり晴れ間がでたりで、のんびり休む。
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7/30 晴れ
バッキンガムルート(スノーパッチスパイア) 5.8 8P
9:00キャンプ場-10:30クライミング開始-15:00頂上-18:00コル-19:20キャンプ場

バッキンガムルートはスノーパッチの反対側にありバガブースノーパッチコルから一番近いルート。この日は寒く、日が当たらないので手足は感触が直ぐになくなってしまう。
ガイド本通りに取付くとちょっとおかしい。かなり左にトラバースして支点があるルートを見つけた。降りる時気づいたのだが、前半は懸垂下降の支点沿いを登った方が登りやすすそうだ。その後もルートがハッキリせず行ったり来たりで時間ばかりが過ぎて行く。
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後半はルートが明瞭だ。昨日降ったあられが溜まっているところもあるが徐々に日が差してきた。クラックを登るというよりガリーの中の岩を登って行く感じだ。
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最後が核心のスラブとなる。5.8にしてはかなり難しい。10aくらいに感じるのでMさんにお願いした。
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懸垂がまた大変だった。1本目ロープを2本つなげたが途中引っ掛かり登り返して回収した。その下は良く見ると1本でも届く懸垂用支点があり1本で懸垂をする。が嫌になるくらい懸垂をしなければならない。何とか下に着いた時にルートがハッキリした。


7/31(5日目)晴れ
バガブー北東稜 5.8 12p

このルートは北アメリカの50クラシックルートにも選ばれるくらい有名だ。そのせいかこの日は少なくとも8パーティは登っていた。その他2パーティは諦めて降りて行った。
バガブー・クレセントのコルも一応ロープを出した。2ピッチで鎖のステーションが上と途中にあった。コルから大きな岩を超えながら行くとスラブになりクラックに沿って登ると取付きになる。そこには3パーティ順番待ちをしていた。結局1時間半待ちとなった。それでも1パーティ帰っての話である。
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1ピッチ目5.8:児玉
ここは最高に楽しいルートだ。初め左から取付き右へ移動しチムニー的なところを登る。右の大フレークに移り立っているが快適なフェースとフレーク登りとなる。最後は左にトラバースして一登り。
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2ピッチ目5.6:Mさん
横に岩が重なった立ったところを行く。なかなか楽しい。
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3ピッチ目5.7:児玉
一旦下降して右上する。最後が離れていて嫌らしい。
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4ピッチ目5.6:児玉
フィンガークラックだが立っていないのでちょっと辛いが登ることができた。
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5ピッチ目5.6:Mさん
クラックが広くなり、フェースも使えるようになる。
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6〜12ピッチ:児玉、Mさん
途中チムニーっぽいところがあったりするが、殆ど真っ直ぐに登っていく。最後はちょい右の方に行く。
左となりにはバリエーションルートがあり、後ろのパーティは登っていた。ノースピーク頂上直ぐ下から懸垂をしてトラバースが始まる。
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ノースピークからのトラバース
懸垂で6-7m降り少しトラーバースして下に降りちょっと登り返して小リッジを超え降りる。左側に降りるナイフリッジを行き少し右のスラブのクラックに行くと懸垂支点があり10m位懸垂。そこから嫌らしいトラバースをして懸垂をするとケインルートのジャンダルムの上に出る。
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後はケインルートの下降と同じルートをバガブー・スノーパッチコルまで下降しキャンプ場に戻った。長いくて素晴らしい1日となった。


8/1(7日目最終日)雨のち曇り/晴れ
9:00キャンプ場-12:45駐車場-17:00キャンモア

のんびり寝ているつもりだったが雨で起こされた。お腹が空いたので予定より早目に朝飯を食べ降りることにする。途中コンラッドケインハットに寄って内部を拝見。そして長い下りを降りて戻った。
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Author:太田山岳会
群馬県太田市に拠点をおく山岳会です。
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