大洞川井戸沢~仙波尾根

7月24(日)~25日(月)

昨年の東黒沢に続き、境町山の会の竹川さんと吉田さん、弊会から児玉さんと倉澤で奥秩父の井戸沢を遡行してきました。

23日に境町で吉田さんと合流し、出発。旧大滝村のバス停で一泊。三ツ星でした
翌日5時に落石の多い雲取林道を走り、荒沢谷と出会うゲートへ。20台ほど停められます。
準備後、林道を30分歩き、沢床へ下降。松葉沢を越えると惣小屋谷と井戸沢の出会いに辿り、遡行開始となりました。

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初めての奥秩父の沢の印象は暗いでした。多くが両側が切り立っており、陽がささず、ゴルジュが多いです。また当日は予報が変わったらしく気温が上がらず、皆一様に水に入りたがりません。

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大釜をもった水量の多い小滝が随所に現れます。今回寒さからとても泳ぐ気になれず、小さく巻きます。

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ここも水線を突破できる水量ではなく、残地されたフィックスをありがたく使わせていただきました。

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誰が名づけたのか知りませんが、これがかの有名なキンチヂミ<F1>です。意味は各自お察しください。ルート図どおり直登は不可能なので、右岸から巻き、沢床へ10メートルほど懸垂。

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みんな泳がず情けないと言わんばかりに、釜を突破する竹川さん

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右岸の岩小屋を過ぎ、ゴルジュ帯の最後にあるのがF2-10M。これも突破は不可能

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すこし戻って右岸にあるルンゼを突破します。岩や木の根のホールドはあるも、いやらしい。

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右手から流れる前新左ェ門窪を過ぎ、S字になっているゴルジュ帯にかかるF3~F5を登ると、14:00本日のビバーク地点へ到着した。気温が低いので、お茶や酒を飲む前にまずは焚き木を起し、暖をとる(夜通し火の番をしてくた吉田さん、ありがとうございました
ガスを買うのが勿体無いので、各自家に転がっている余っているのを持って来ましょうとしたら、ロングが3つもありました。
沢で初めてタープで寝たが、風が抜けるので寒い。もう少し着込めばよかったと後で後悔

翌日は5時に起床。焚き火をあたりながら、昨日残ったシャウエッセンやベーコン入りラーメンを啜り、7時に出発。
奥新左ェ門窪を右手に見、沢を辿る。しばらく行くとゴルジュのナメとなる。暗すぎて写真が綺麗に取れなかったのが残念だが、自分としては一番記憶に残った場所だ。

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しばらく進むとゴルジュの最後に掛かるF6-20M大滝。これも突破は無理なので右岸の潅木帯を登ると綺麗に沢床へ出れた。

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2日目は気温が高く、また水量が少なくなったことで快適なシャワークライムが出来るようになった
ただF6を越えるとルート図から現在地が分からなくなり、目指す作業小屋は分からず、水が途絶えたところから獣道をたどり、20分ほどで登山道へ出た。

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和名倉山へ続く登山道を辿り、三角点のある東仙波(2003M)へ。目指すカバアノ頭が綺麗に見える。
下降する仙波尾根は登山道がなく地図とコンパスを持って笹に覆われたかすかな踏み後を辿る。カバアノ頭から下降している最中、右手前方から聞いたことがない獣の声が。何と母親と子供2頭の
子供が木登りに興じており、なかなか去ってくれないので、全員で声を張り上げて何とか去ってくれた。怖かったです。ここからは皆で奇声を上げながら下降しました。

笹や倒木に足を頻繁に取られるも、晴れていれば随所にテープが張ってあり、迷うことはないが、見通しが利かない日は避けた方が良いと思う。

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暫くいくと笹のトンネルが。地元の奥秩父山岳会の方々が整備してくださっており、ラッセルせずにすみました。
笹トンネルを抜けるだけで20分ほど掛かったので、ラッセルだったらビバークだったかもと思います。

あとは落ち葉の多い山肌を随所にあるテープを頼りに降り、一箇所トラバース気味に山を登り、恐竜の背とプレートのあった場所を下降していくと井戸沢へ到着しました。
昨日同様に林道を30分ほど進むと16:00に駐車場へ到着しました。

疲労で大変くたびれましたが、遡行も下降も充実した山行となりました。皆様、ありがとうございました
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太田山岳会

Author:太田山岳会
群馬県太田市に拠点をおく山岳会です。
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